好機生かせず、今永今季初黒星
[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対中大2回戦(2014年09月26日 17時58分)
東都大学野球秋季1部リーグ対中大2回戦が9月26日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
中大 000 011 100=3
駒大 001 000 000=1
打安点
(5)米 満 300
(4)前 田 300
(9)下 川 300
(8)江 越 410
DH永 山 210
RD小 川 000
HD川 合 100
(7)齋 藤 300
(3)福山亮 300
(2)高橋亮 311
(6)砂 川 300
計 2831
▽二塁打=江越、高橋亮
回 打安責
●今 永 9 3893
2回、四球と犠打などで2死二塁とすると、高橋亮介(法2)の左越適時二塁打で先制する。だが5回、ここまで好投を続けていた今永昇太(経3)が本塁打を浴び同点とされると、直後の6回にも本塁打を打たれ逆転を許す。さらに7回には二死一塁の場面からダメ押しとなる適時三塁打を浴び、点差を広げられる。追い付きたい打線は7回、連打で1死一、三塁の好機をつくるが、併殺に倒れ無得点となった。その後も好機を生かせず、今永は今季初黒星を喫した。
◆西村亮監督
「雨で延期になっても、今日は今永で行くと決めていた。(今日は)今永は疲れがあったのか、抑えきれなかった。(打線は)もう少し相手の投手に対応していかないといけない。今永が0に抑えなければ勝てない状況。主軸である4年生の元気がないとうちの野球はできない。(福山がチャンスで回ってきたが)キャプテンが意地を見せてくれるかと思って代打は出さなかった。少し不調が続いているので、限界かなとも思う。それでも別に負け越したわけではなく、来週一週間空くので、打席を見ながら決めていきたい。(来週は)打線に期待したい」
◆福山亮主将
「チャンスがあっても点が取れず、逆にスコアに残らないようなミスが重なってピンチを招いたシーンも多かった。それらを中大はものにした。(今永の投球は)疲れや疲労はあったが、打線が今永を援護することが出来なかったことは課題。1週間空くので、そこで調整していきたい。そのなかでも先制の高橋亮の一本は大きかった。何とか後に続きたかった」が、できなかった。(来週に向けて)また一から練習して勝ち点を獲得したい」
◆今永昇太
「(今日のピッチングは)少し疲れが残っていた。高めに抜ける球が多くて修正しようとしたが、できずに打たれてしまった(長打が多かったが)長打を少なくしないと勝てない。多く打たれたのが今日一番の反省(本塁打を打たれた後キャッチャーと話していたが)打たれてもしっかり切り替えていこうと話した(本塁打を打たれた後にエラーをしたが)切り替えが出来なかった。本塁打のあとで、しっかり守らなくてはいけなかったのにミスをカバー出来なかった。あそこで打たれるのが自分の弱い所(まっすぐを狙われていたが)一戦目も狙われていたが、力で押しきれたからいけると思ったが、相手の簡単に終わらせたくないという執念が強く、投げにくかった。前回完封して勝ったチームじゃない気がした。(次も投げる可能性があるが)気持ちで負けないように頑張りたい」
◆高橋亮介選手
「(初球を打ったのは)今まで打席で考え込んでしまい、バットを振れないということが多かったので、今回は割り切ってしっかり振っていくことを意識した結果タイムリーになった。(これまでの調子は)國學院の時はあまり良くなかったが、試合を重ねるごとに調子はだんだんと上がっていった。
(今永の調子は)1戦目の中央戦と比べて、ボールの勢いなどは無かったが、調子が悪いなりにしっかり粘って乗りきれていた。そのため、試合を作ると言う面では出来ていたと思う。相手はすぐ真っ直ぐを狙ってくるので、変化球などを混ぜながら試合を進めていたが、最後に甘くなったストレートを打たれてしまった。次の試合も今永さんだと思うので、配球をもう一度考え直してバランスがよい配給にしたい。ホームランを打たれてしまったのは仕方がないので、次は切り替えてバッター一人一人をしっかり抑えていこうとマウンド上で話した。優勝するためには、このような場面で抑えないと優勝など出来ないのでそこは負けないようにしていきたい。(エラーしたのは、)ボールが上がった時に太陽の光でボールを見失ってしまったため。最後のバントがしっかり取れたのは、その前にしてしまったミスもあったので取らなければという気持ちが出て、ダイビングキャッチをするという形になった。今回(の試合)は、それほど力負けをしたという試合ではないので自分達のやることをしっかりとやれば、中大は負ける相手ではなかった。次も今永さんはねばってくれると思うので、バッターが楽にしてあげなければと思っている」
永山慶志朗
「今永が疲れている中でも相手打線を3点で抑えてくれたので、打線がもっと援護できれば良かったが、チャンスをものにできなかった。クリーンナップを打たせてもらっているので、強気でバットを振り、後ろにつなぐことを意識して打席に立った。DHは毎回調子が良い選手がスタメンに選ばれる。調子は少しずつ良くなってきているので、今後も周りのメンバーに勝てるようにしたい(1週間空くが)練習のときからチームを盛り上げていって、もっとエネルギッシュな野球をしたい。」
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次戦、対亜大1回戦は10月7日、10:30より神宮球場で行われる予定。
■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分
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