女子組手68kg級、田口が悲願の優勝!
[空手道部](2013年11月04日 01時31分)
第24回関東学生空手道体重別選手権大会が11月3日(日)、慶應義塾大学日吉記念館で行われた。女子組手は3回戦まで1分30秒フルタイムで6ポイント先取のトーナメント方式。4回戦より2分フルタイムとなる。結果は以下の通り。
【女子61kg級】
ベスト4 廣瀬まり(仏3)
【女子68kg級】
優勝 田口聡珠(GM3)
女子組手は17人が出場。昨年のこの大会で61kg級に出場し準優勝だった田口は今年68kg級に出場した。田口は圧倒的な勝ち方ではなかったが順調に勝ち進み、決勝へ進出。決勝ではお互いに警告を2回とってしまい、ポイントのあげ合いになったが終盤に田口が相手に上段突きを決めポイントを取った。その後田口は辛抱強く粘り、優勝を勝ち取った。
◆長野寛コーチ
「(今日の試合は)全体を通して言えるのは体を入れきれなかったり、拳をふりきれなかったりしたために、有効にならなかったことが敗因だ。普段の練習からそこをきっちりやれば、どんな状況でも、戦える。(次の全日本までに)すぐにできることをちゃんとできるようにする。拳をふりぬくとかとかは普段の練習の意識からやれば、試合でも出せる。(注目選手は)佐久間が良くなってきている。今日勝てなかったのは相手が自分より強いのがわかっていて、気持ちで向かって行けてなかった。気持ちがあれば、自分の持ってるものでも充分に戦える。まずは気持ちから」
◆田口聡珠
「(今日の感想は)先の試合のことを考えずに、一戦一戦、ただ目の前の相手に集中して戦った。緊張はしたが、普段の練習でやっていることが出せたから、優勝できた。(全日本に向けて)練習したことを試合に出せるように、練習する。団体戦なんで、個人ではなく駒大として勝って、優勝したい。」
◆廣瀬まり
「(今日は)今日は個人戦だったので変な緊張感があった。勝ち意識が強かった。(ベスト4は)結果は残念だったけど、内容は全日本につながる内容だった。(準決勝の帝京戦は強かったか)ナショナルチームで一緒に頑張っていて、お互いの組手を知っているので気になるかと思ったが、そんなに気にならなかった。(全日本に向けて)攻撃力が欠けていたので短所を長所に変えられるようにする。」
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