• 帝京相手に奮闘した廣瀬=日本武道館で(松下恵大撮影)

  • 主将として三村はチームをけん引した

帝京の壁厚く、惜しくも準優勝

[空手道部]第55回関東大学選手権大会(男子)(2012年10月08日 21時56分)

 第55回関東大学空手道大会が10月8日、日本武道館で行われた。結果は以下の通り。

【組手団体】
準優勝
駒大0-2帝京大☆
先鋒●三村桃子(歴4)
中堅●廣瀬まり(仏2)
大将-伊東佑季(商2)

【形団体】
予選敗退
宮崎絢子(商3)
氷川菜緒(地2)
影山日向子(経1)

 女子団体組手は決勝まで危なげなく進むと迎えた帝京戦、先鋒三村が敗退すると、負けられない廣瀬が奮闘。中段突きを有効に使い試合を有効に運ぶが、相手の上段蹴りに泣き結果はストレート負け。最後の最後で悔しい結果となった。
 また、女子団体形は惜しくも予選で敗れ、決勝トーナメントに進むことはできなかった。

◆長野寛コーチ
「(今日の結果は)毎回帝京に負けるという同じ展開で悔しい。(今日の選手の調子は)悪くはなかったが、普段より少し緊張しているように見えた。(今後の課題は)帝京は動きがいいが追い込むことはできているので、あとはポイントを抑えることが必要。(今後の目標は)西日本、全日本などの大会で優勝」

◆廣瀬まり
「(今日の試合は)いつもは団体だとプレッシャーで自分のプレーができなかったが、それができた。(準優勝については)あと1ポイントで次に回すことが出来たので、その1ポイントの差ということは勝てる可能性もあると思う。(前回からの課題として)いつも上段が多いので出合いを意識した。今回はそれができた。(今後の課題は)日本一を目指す。今回帝京に破れてしまったので次は倒したい」

◆三村桃子
「(準優勝という結果は)相手が嫌がっているところをうまく活かしきることができなかった。もっとポイントを取りたい。(意識してきたことは)先月は稽古ができなくて、数日前まで調子が悪かった。気力や気持ち、体の重心などを意識した。しつこい戦い方を常に意識して戦っている。(団体戦は)一人一人が気合いや気力を意識し、自分は自分だと自立している。(今後の目標は)今まで帝京には負けていたが、今回は気力、しつこさは負けていなかった。あとは気力を上げ、自信を持ってポイントを稼ぐ」

◆伊藤佑季
「(今日は)自分は1試合だけだったけど、チームとしては良かった。(準優勝だが)いつも帝京に負ける。同じレベルでは駄目。審判の目も帝京にいってしまうので。それを越えないと駄目。ただ、全日本には繋がった。(個人と団体戦では)やることは一緒。ただ、チームの雰囲気、役目がある。戦うのは全員で。チームとして戦う強さが違う。 (前回からの課題)はまっている形でガンガンいければいいのに、自分で勝手に戦法を変更してしまうのが駄目。今日は、はまった形でいけたのが良かった。(次は)優勝目指し、帝京倒して必ず日本一になる」

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