苦戦乗り越え、健闘の4強入り
[空手道部]第55回関東大学選手権大会(男子)(2012年10月08日 21時45分)
第55回関東大学空手道大会が10月8日、日本武道館で行われた。結果は以下の通り。
【組手団体】
準決勝
駒大1-3日大☆
先鋒○原田 龍(営3)
次鋒●浮島侑里(現3)
中堅●石井詳馬(商4)
副将●瀧本和馬(経4)
大将-村田 匠(経3)
【形団体】
準決勝
駒大1-4山梨学院大☆
大塚健人(政4)
豊口貴悠(G4)
栗原秀元(仏1)
男子団体組手は1回戦を圧勝し、2回戦3回戦と苦戦するも勝ちあがる。続く準決勝では、原田が相手の反則を誘い先取するも後が続かない。負ければ試合終了と瀧本が重圧のなか挑み後半に粘りを見せるが、力及ばず日大に敗れた。
また男子団体形も、予選は難なく通過するも準決勝で惜しくも敗退した。
◆杉山俊輔監督
「(今日は)1回戦から厳しい戦いが続いた。準決勝の戦いが全て。自分たちの力が出せないのではなくて、自分達の力がないってこと。これを真摯に受け止める。(前回からの課題は)東日本でもベスト8で、その壁を越えられなかったが今日はベスト4。ただ目指しているのはそこではない。まだまだ足踏みしているようでは。(夏場何か練習は)夏合宿で心技体を。特に技をトレーニングした。基本を中心に、戦法を意識して体つくりを。(次の大会では)今回の結果をこれじゃあ駄目だと受け止める。今以上を目指して、真剣勝負を」
◆村田 匠
「(今日は)大将と副将をやらせてもらって、後ろで何とかする気持ちだった。(チームの状態は)優勝するって気持ちが強かった。ただ、それがモチベーションになる人もいれば空回りする人もいた。今後、そういうところを強くしていきたい。(前回からの課題は)中段が少なかったので、中断をベースに組み立てた。(大将としては)今まで自分で負けていたので、今日は逆に開き直って自分にきたら任せろという気持ちだった。(次は)4年生は最後の大会だから、3年生の自分たちが見えない部分をどうしていくか。目標は優勝。それに向けて今後も厳しく練習していきたい」
◆瀧本和馬
「(今日は)自分のせいで負けてしまった。後輩に申し訳ない。全然駄目だった。(前回からの課題として)下がらないで前へ出ることを意識してきたが、いざ勝負になると慎重になって下がってしまったので克服できていない。(チームとしては)2回戦の法政や3回戦の明治のような競り合いでいつもは負けていたが今回勝てた。チーム力で勝てたのでメンタル面で良いチームだと思う。(今後の課題は)残りは全日本しかないのでその1回に全てをかけたい」
◆石井詳馬
「(ベスト4という結果は)優勝が目標だったので、満足できない。(意識してきたこと)技の技術は優勝チームと大差はない。メンタル面を重視して、自分の動きが試合で出せるように意識した。(優勝するには)試合の最後まで自分のペースでできるようにしたい。(団体戦は)自分が勝ってチームが負けることもあれば、その逆もある。チームワークが大切なので、上級生として勝ちたい。(今後の目標)あと1か月。4年間の集大成を見せられるように頑張りたい」
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