• 前回の全日本大学駅伝 トップを悠々とひた走る7区糟谷。大舞台に強い選手なだけに実力を存分に発揮して、アンカーへのアドバンテージを稼ぎたいところだ=三重県三雲町で(米田樹史撮影)

選手層の厚さ生かし狙うは伊勢路連覇!!

[陸上競技部]第37回全日本大学駅伝対校選手権大会区間エントリー(2005年11月05日 15時57分)

 第37回全日本大学駅伝対校選手権大会が11月6日、愛知県熱田神宮~三重県伊勢神宮の8区間106.8kmにて行われる。開幕の出雲駅伝では大会新記録で初優勝した東海大をはじめ、駒大包囲網の勢いが炸裂した。駒大は大黒柱の佐藤が本来の実力を発揮できず4位に後退。しかしアンカーまで常にトップ争いを演じるという価値あるレースに、大八木監督は今シーズンへの手応えを感じていた。
 そして迎える学生駅伝第2弾・全日本大学駅伝。前回は1区から首位を譲らない完全優勝の偉業を成し遂げた。出雲4位のリベンジ、箱根5連覇へのステップとして大事な一戦になることは間違いない。区間エントリーでは主将の齊藤が外れ、チームの強みである選手層の真価が問われる大会となりそうだ。前半のポイントとなる2区村上、4区佐藤でトップを奪い、アンカー藤山までにどれだけ貯金を作れるかがカギとなる。好調の2年生コンビ・堺と平野、スピードランナー・高井の奮起も連覇のためには欠かせない。そして、つなぎ区間に満を持して登場する井手と糟谷の走りにも注目だ。距離が伸びるほど強さを発揮する王者・駒大。秋の伊勢路で常勝軍団の名にふさわしい最高のパフォーマンスを披露してくれるだろう。
◆大八木弘明監督コメント
「中大、日体大、日大あたりが気になる。駒大も含めてこの4校で争う感じになると思う。目標は3位以内だけどやっぱり勝ちにいきたいね。アンカーまでどれだけ差をつけて、アンカーもどれだけ踏ん張れるかがポイントになってくる」
★区間エントリー★
区間( 距離 )/ 氏名 ( 学科学年 )/ 出身校/10000mベスト( )は5000mべスト
1区(14.6㌔)/ 堺 晃一 ( 法2 )/ 飾磨工(兵庫)/(14 分 13 秒 40)
2区(13.2㌔)/ 村上和春 ( 経4 )/ 秋田工(秋田)/ 29 分 17 秒 2
3区(9.5㌔) / 高井和治 ( 政3 )/ 白石(佐賀) / 28 分 56 秒 38 ☆
4区(14.0㌔)/ 佐藤慎悟 ( 政4 )/作新学院(栃木)/29 分 08 秒 62
5区(11.6㌔)/ 井手貴教 ( 社4 )/ 有田工(佐賀)/ 29 分 38 秒 09 ☆
6区(12.3㌔)/ 平野 護 ( 禅2 )/ 出雲工(島根)/ 29 分 14 秒 92 ☆
7区(11.9㌔)/ 糟谷 悟 ( 政4 )/中京大中京(愛知)/28 分 55 秒 88
8区(19.7㌔)/ 藤山哲隆 ( 歴4 )/ 白石(佐賀) / 29 分 20 秒 66 ☆
補欠
風見 尚 ( 営4 )/ 東京実(東京)/ 29 分 43 秒 7
安西秀幸 ( 社2 )/ 会津(福島) /(14 分 27 秒 60 ☆ )
太田行紀 ( 商1 )/ 倉敷(岡山) / 29 分 42 秒 59 ☆

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