• 駒大対決は小高に軍配が上がった=大宮けんぽグラウンドで(小野美早紀撮影)

  • 清水・谷井ペアは長いラリー戦を制しベスト8へ(伊藤奏子撮影)

  • セカンドセットで競り合いを見せるも2回戦敗退となった吉田・小高ペア(小野美早紀撮影)

  • 一次予選から勝ち上がった山口・植木ペアも2回戦で姿を消した

清水・谷井ペアベスト8進出!駒大対決は小高が制す!

[硬式テニス部](2021年11月19日 06時37分)

2021年度関東学生テニス選手権大会本戦男子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス2回戦が11月18日に大宮けんぽグラウンドで行われた。結果は以下の通り。

〈男子シングルス2回戦〉
○ 小高拓海 2(6-2、2-6、10ー2)1 末尾拓翔●

〈男子ダブルス2回戦〉
● 吉田響介・ 小高拓海 0(3-6、5-7)2 小路博隆・菅谷拓郎(慶大)○
● 山口駿・ 植木海音 0(1-6、2-6)2 高清水研人・矢島淳揮(法大)○

〈女子ダブルス2回戦〉
○ 清水里咲・ 谷井涼香 2(6-0、6-4)0 小林彩夕里・淺野汐香(立大)●

【小高 対 末尾】
男子シングルス2回戦は駒大同期対決に。ファーストセットでは小高が第3ゲームのブレイクを皮切りに流れを呼び込む。長いラリー戦を制し3ゲーム連取するとそのまま6ー2で小高が制する。
セカンドセットは状況が一転。末尾が4ゲーム連取し0ー4、その後小高も反撃を狙うも2ー6で末尾がこのセットを制した。ファイナルセットでは小高が勢いを取り戻し取り戻し10ー2と大差をつけて勝利。ベスト16進出を決めた。

【清水・谷井ペア】
女子ダブルス2回戦清水・谷井ペアは立大ペアと対戦。ファーストセット第1ゲームを40ー0で取ると勢いに乗り、サイドを狙ったストロークやボレーで安定した強さを発揮。第1セットを6-0で先取。第2セットは相手の粘り強いプレーに翻弄され0ー2と追う展開に。その後、接戦を繰り広げ4-3で迎えた第8ゲーム。デュースの競り合いが続く試合展開となり、長いラリーを制し5-3とした。第9ゲームも取り6-3でセカンドセットも制した。2019年度夏関ベスト8の実力ペアはストレートでベスト8入りを決めた。

◆小高拓海(市2) ※シングルス振り返り
ーー今日の調子は
「初戦に比べてあまり良いプレーができなかった。疲労もあり、ベストなプレーではなかった」
ーーファーストセットはリードする展開が続いたが
「最初から集中して入れたため、流れをつかむことができた。点差も開けて、余裕のある展開で進めることができた。(この展開で)セットを取り切れたことが大きかった」
ーーセカンドセットは状況が変わったが
「流れが末尾に持っていかれてしまった。自分の中で焦りもあった。ファイナルセットに行った時も想定しながらプレーをした」
ーーファイナルセットを振り返って
「相手に流れを持っていかれたセカンドセットでは何度か気持ちが途切れそうになった。ファイナルセットでは気持ちを切り替えて、全ての気持ちを集中させ、自分を鼓舞してプレーできた。結果、点差も開けて良かった」
ーーベスト16入りを果たしたが
「一安心。1回戦で第1シードの相手に当たり、そこで勝てたことが奇跡だと思っている。1回戦でもし勝つことができたら、2回戦で末尾と当たると想定していた。ベスト16まであがれたことは嬉しい」
ーー次戦への意気込み
「末尾の気持ちも背負って、しっかり勝ちたい」

◆清水里咲(国4)・谷井涼香(英3)ペア
ーー今日の調子は
清水:普通。
谷井:証券(コート名)は吹き抜けのため、ボールが飛んでいくことが多い。苦手意識があり不安だったが調子は良かった。
ーーファーストセットを振り返って
清水:思うようにできた。自分たちの作戦通りに行った。
谷井:序盤から調子良く入れた。シングルスでは自分がスロースターターであり、その弱点が出るのではないかと不安であった。清水が引っ張ってくれたお陰でスムーズに入れた。
ーー接戦のセカンドセットを振り返って
清水:(第8ゲームは)自分がサーバーだった。普段は自分が前、谷井が後ろのパターンが多い。いつもとは違うため少々不安な気持ちがあった。やるしかないと思い、強気で攻めた。相手の足元を狙うことや狙いを工夫して攻めた。(このセットを)獲ろうと考えていた。
谷井:絶対このまま行くはずがないと思っていた。相手がループのボールを打ち、清水が(ボレーに)出れないような状況にされた。第8ゲームは接戦で自分が前で清水が後ろだった。第8ゲームを勝ちきれたからセカンドセットを獲ることができた。
ーー今日のボレーは
清水:いつも通り。
谷井:触れた。勝負どころで引いてしまった。今後の課題にしたい。
ーー今日の相手の印象は
清水:初めての対戦であった。自分たちと戦い方が似ていた。良いペア。
谷井:相手の一人は知り合いでプレースタイルを理解していた。ダブルスが上手いと知っていたため厄介になるだろうと予想していた。前での動きやロブがうまく、強気なプレーも目立ち、厄介だった。
ーー次戦への意気込みは
清水:目標は優勝。緩まずしっかり勝っていきたい。
谷井:絶対優勝。

♦︎吉田響介(商3)
ーー今日の調子は
「昨日ほどではなかった。昨日の方が調子が良かった」
ーー今日の相手の印象は
「昔からの知り合いで試合中に声を張り上げるのは分かっていた。注意していたが、想像以上だった」
ーーファーストセットは相手にリードされる展開が続いたが
「入りが悪かったのと、自分たちを過信しすぎたところもある」
ーー自信があったのはなぜか
「昨日勝っていたから」
ーー競った展開を見せたセカンドセットについては
「それも(ファーストセットと同様に)入りが悪かった。テニスはサーブが大事だが、1発目のサーブを落としてしまった。日頃の行いですね(笑)」
ーー夏関を振り返って
「いい経験ができた。また自分の反省点が見つかったので来年のインカレと春関、リーグまでにはやれることやりたい」
ーー今後の意気込みは
「来週から全日本学生室内テニスが始まるので、楽しく上を目指して頑張りたい」
ーー室内と外の違いは
「風の影響がないのでトスがぶれず、雨などの影響がないので気持ちよく打てるため、室内の方がやりやすい」

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