• 第1シードとの戦いで実力差を感じた日野=早稲田大学東伏見キャンパスで(岡田あおい撮影)

  • 2時間半以上の熱戦の末、惜敗した田村

  • メンタル面の改善を課題に挙げた渡邉(右)・佐藤(左)ペア

  • 1年生ながらも気持ちで本戦まで上がってきた末吉(右)・八郷(左)ペア

  • 内田(左)・入内嶋(右)ペアは重いっきたプレーで勝利をつかんだ(坂田美智撮影)

春関2日目!内田・入内嶋ペアが初の2回戦進出!!

[硬式テニス部](2019年05月02日 22時53分)

2019年度関東学生テニストーナメント大会本戦1、2回戦が5月2日に早稲田大学東伏見キャンパス等で行われた結果は以下の通り。


〈男子シングルス2回戦〉
●日野勇人 0(1−6、1−6)2 ○羽澤慎治(慶大)
●田村迅 1(4-6、6-2、3-6)2 ○藪巧光(法大)
○平林輝 2(6-1、6-1)0 ●安増篤史(明大)
○中山樹 1(6-1、3-6、3-6)2 ●鈴木保貴(法大)

〈男子ダブルス1回戦〉
●渡邉康二・佐藤悠樹 1(6-3、4-6、8-10)2 ○藪巧光・村田雄飛(法大)
●末吉鼓太朗・八郷克 1(6-2、4-6、10-12)2 ○小坂竜大・ 北岡志之(明大)


〈女子シングルス1回戦〉
○渡辺安美 1(3-6、6-3、5-7)2 ●猪川結花(法大)
○田中陽子 1(3-6、7-5、5-6)2 ●淺野汐香(立大)
●清水里咲 1(3−6、7−6(2)、2−6)2 ○平野聡美(慶大)
○谷井涼香 2(6-1、7-5)0 ●五十嵐菜々子(東海大)

〈女子シングルス2回戦〉
○谷井涼香 2(6-4、5-7、6-2)1 ●我那覇真子(筑波大)
○日暮春香 2(6-1、6-2)0 ●金山晴菜(明大)

〈女子ダブルス1回戦〉
○内田葉土希・入内嶋七菜 2(6−1、6−2)0 ●相川貴子・小林彩夕里(立大)
○森島優・谷井涼香 2(7-5、6-1)0 ●河本鈴香・江口琴音(東海大)

【内田・入内嶋ペア】
ファーストセットは序盤、デュースまでもつれるゲームも見られたが、お互いキープが続く。2−1でむかえた第4ゲーム、コースをついた攻めのストロークで相手を圧倒、ブレイクに成功する。その後は、緩急を織り混ぜた安定したプレイを見せ、第1セットを6−1で難なく先取。第2セットでも勢いは止まらず、いきなり第1ゲームをラブゲームでブレイク。その後も息の合ったプレイでサービスキープを続けた。最後まで攻めのプレイで相手に主導権をあたえず、6−2で第2セットをとり、本選1回戦で勝利を飾った。


◆日野勇人(営4)
「(調子は)体の調子は全然悪くなかったけど、シンプルに実力差が出たって感じた。(試合を振り返って)やっぱりしっかり力の差を見せつけられた感じで、向こうは第1シードで日本代表でもあったりするので世界で戦っている人ということで少しわくわくしていた。今の自分がどこまで出来ているのかというのが、もうちょっと自分の中でやれる気もしたけど上手いとこゲームポイントを取らせてもらえなくてスコアに出てしまった。(どういった試合の流れに持っていこうと思ったか)相手の方が1個1個の質が上なので、とりあえず走って走ってしつこくしつこくいって隙あれば自分のパターン、展開にもっていきたかったけど、1個1個の精度が高すぎて、自分のパターンに持っていけないことがあった。ひたすら走ってなんとかゲームが1ゲームだけ取れたという感じで残念だった。(前半の調子が良かったが)最初は良かった。すんなりいけたというか。でもやっぱり3ゲーム目でもうキープ出来なかったのでそこで『もう1セット取られた。もうダメだというか離されるな』という感じがした。中盤でちょっと相手の球が速い強いと錯覚していた。多分僕の中でそれで余計にダメになった。前半の動きが出来たらもうちょっと面白い試合になったかなと自分的には思ったが、相手が上手かったのでしょうがない。(ラリーの最中に前に攻めていたが)チャレンジャーなので、もう守って攻めてひたすら全部するしかないと。でも守ってるだけじゃ相手に打たれるし相手の方が上でどうしようもないので、攻めないといけないと思った。前半から意識していたが中盤から出来なくなって、後半からまた意識して攻めた結果がよかった。(ダブルスへの意気込み)ダブルスは一昨年にベスト4に入っていて昨年はインカレでベスト4に入っているので決勝進出に。やっぱ未だにベスト4で準決勝で終わっているので決勝進出、そしてその流れで優勝を。とりあえず決勝進出目標に頑張っていきたい」

◆田村迅(経4)
「(昨日と今日を踏まえて調子は)正直昨日より球が走っていたし、自分から積極的にコートの中に入ってボールを打てた。昨日のプレーよりは全然良かったかなと思う。(試合中に『辛っ』と声が出ていたが)就活の影響も少しはあったが、この試合に向けて仕上げてきた。ただ、今日の雨が上がった後のジメジメした暑さやファイナルセットの後半のラリーが長くなっていって呼吸が落ち着かなかったところはある。(試合を振り返って)割と相手も最初は浅い球が多かったので見逃さずにフォアで打った。今日はエースを狙うプレーを心がけていて、もし取られてもネットプレーにつなげていくということが前半から中盤にかけてのびのび出来たので良かった。後半からは体力だったり、一歩二歩の動きをおろそかにした部分があってミスしちゃう場面があった。(ダブルスの目標は)去年、一昨年の記録を塗り替えたい。女子の(清水)里咲が夏関で優勝しているので(自分たちは)春関優勝という目標で新2年に負けないように。まだ世代交代しないように自分と日野(勇人)で頑張っていきたい。(下級生は)本当に後輩たちものびのびとテニスをやっていて、ストイックにやっている部分が感じられるので、日野主体のチームでやりやすい環境作りができているのかなと思う。自分は主務なのでチームのバックアップというか、縁の下の力持ちじゃないが支える側で日野主体のチーム作りはこの春から出来上がりつつあると感じる。今回新1年生の末吉(鼓太朗)と八郷(克)が今日惜しかったが、ガッツあるプレーでやってくれていた。勢いというか、相手を食いにかかる姿勢というのはなかなか1年生は引っ込み思案になりがちな中でも今日のようなプレーをしてくれていた。それが2人だけではなく、みんな影響されてできるようになるというのを期待している」

◆渡邉康二(商4)
「(今日の試合振り返って)もう少し前で動けたら良かったかなと思う。あとはリターンミスなど簡単なミスが多かった。ファイナルのスーパータイブレークで流れよく打てたら良かったなと思うが、連続でポイントが取れなかった感じ。ファーストセットは2−3から6−2巻き返せたのでそこは良かった。(ペアで話していたことは)リターンミスをしないようにだとか、サーブからの前衛の動きでポイントを取って行こうと話していた。そこはある程度できていた。(相手のプレーでは)結構相手が動いてきたし、相手の方が雰囲気も良かった。(次の大会は)とりあえず今回インカレ予選に行きたい。そこから勝ち上がりたい。(チームは)大会もあるので結構まとまってきたかなという感じ。1部昇格を目標としてやっている。ダブルスはインカレで勝ちたい。明日明後日で試合があるのでこれに勝ってインカレ予選に行けるようにしたい」

◆佐藤悠樹(経3)
「(試合を振り返って)最初から集中して試合に入っていけた。でも、セカンドセットになって、自分の調子が崩れていって大事な場面でミスをしてしまった。もったいない試合だったなと思います。(相手は1部校の法政だったが、試合前心掛けてたことは)格上の選手だったので、自分のプレイをして、引かないように強気でプレイしていこうとした。(大事だなと思ったポイント、場面はどこか)やっぱり、セカンドセットの4-4のリターンゲーム。お互い引いてしまったと言うか、大事な場面なのに自分達は足も動いてなく守りに姿勢になってしまっていた。もっと攻めの姿勢でやっていればと言う感じ。(この試合で出た課題は)プレーは全然悪くなかったので、やっぱり気持ちの問題かなと思った。なので、メンタル面を改善していきたい。(夏関に向けて一言)今回でた課題を克服できるように練習していきたい。後、試合をやる回数が少なかったので、これからもっと試合して、試合観をもっとつけて大会に挑戦していきたい」

◆末吉鼓太朗(法1)
「(中断もあったが試合を振り返って)昨日3−1で中断になって、結構いい感じでいけていた。今日も出だしをすごく意識しないで、思いきっていったらファーストセットうまう取れた。セカンドもそも調子でと思っていたが、相手も色々変えてきて、自分たちは決まった戦術パターンが少なかったのでそれが最後であと1、2ポイント取れなかった理由かなと思う。(このペアは固定か)まだ決まっていない。自分はまだ1年で大会1、2週間前くらいで決まった感じで初めてのダブルスでもあるのでまだわからない。でも仲はいいのでやりやすい。(シングルスは)2次予選のセミファイナルで負けてしまった。(シングルスとダブルスの)どっちかで絶対に本戦に行きたいと思っていた。特にシングルスで行きたいと思っていたが、いけなかったので。少し引きずっていた部分はあったが、ダブルスでいけて良かった。リーグメンバーになってシングルスとしてリーグの試合で戦いたい」

◆八郷克(市1)
「(良かったポイントは)二人とも結構声を出していくタイプで今大会は声を出して元気を出していくことができた。それがはまって、うまくいくことができた。実力的にはそこまで僕たちはあるわけではないと思うが、気持ち的に絶対に負けないように意識してやっているので、それが良かったかなと思う(課題は)今日やってみて1部校とは全然サーブの速さだったり、前に詰めた時のボレーだったりが違くて(自分たちにはそれが)足りてないので、基礎の差を感じて練習しないといけないなと思った。(ダブルスで本戦出場は予想していたか)全然していなかった。まさかという感じ。ドロー運とかそういったものにも恵まれた。(1年の目標は)夏関で本戦に上がってレベルを上げていって、リーグでメンバーに入って最終的に勝利に貢献できたらなと思う」

◆内田葉土希(G3)
「(試合を振り返って)今回、初めて本選の1回目で勝ててよかった、去年はコンソレでまわってギリギリで勝ったので、その分本選で勝てたことで自信がついた。(今回の試合で心掛けたことは)私たちはやるだけで、今回の試合でもやるだけ、やるだけと言い聞かせて試合に臨んだ。大学も後2年で終わっちゃうので、後悔のないようにやろうと心掛けてた。(試合のなかで、どんなことを声かけしてたか)楽しんでやってこうと声かけしていた。(今後の課題は)簡単なサーブ・リターンが課題。ポーチとかはけっこう得意なんですけどストロークで少しミスがあったので、そこを改善したい。次は相手が強いと思うけど、勝てない相手ではないと思うので、前衛が出やすいように、うまく試合を持っていきたい。(今大会の目標は)岐阜でやるインカレは決まったけど、本戦で行けるところまでいきたい」

◆入内嶋七菜(心2)
「(試合を振りかえって)去年は本戦にいけなくて、すごく悔しい思いをしたので、今回本戦にいけて、勝てたので少し成長できたかなと思った。(試合のなかで心がけたことは)守りに入らないことを意識して、常に攻めの姿勢で試合に臨んだ。(今回のペアはどう決まったか)ペアは基本、監督が決めているが内田さんとは元々高校が同じだったので、やりやすいだろうから、高校の時みたいに頑張ろうみたいな感じで決まった。(試合中の声かけは)思いっきりやっていこうと声を掛け合った。(今大会の目標)1回勝って満足するんじゃなくて、もっと上を目指していきたい。優勝を目指して頑張る」

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