• 最後は約600人の観客が総立ちで声援を送った=駒大記念講堂で(中川達夫撮影)

  • ブラスステージでは多彩な曲を演奏した(坂上仁美撮影)

  • 明るく会場を盛り上げたチアリーダー部。前列中央が太田

  • 力強い演技を見せた八斗(菅原菜央撮影)

  • 学注を行う佐藤(中川達夫撮影)

太田代表「あの景色は一生忘れない」。第14回天馬祭は例年以上の大盛況!

[その他](2018年12月17日 14時18分)

應援指導部ブルーペガサスによる第14回天馬祭が12月16日、駒大記念講堂で開催された。
 第39代最後となる公演には、学内外から例年を越える約600人の来場者が訪れた。第1部のブラスバンドステージではシンクロBOM-BA-YEなど例年より多い5曲を演奏。続く第2部チアステージはダンスやスタンツなど通常の応援活動とは異なる演目を披露した。さらにステージ終盤にはサンタクロースに扮したチアリーダー部員が客席をまわりグミをプレゼントするなど、こちらも例年とは異なる演出も行った。第3部のリーダー公開では各種応援歌や必勝攻撃曲メドレーを演技。客席に駆け付けた硬式野球部は部員1人ひとりの名前を呼ぶ掛け声や、今秋の神宮球場でお馴染みとなった疾風の撃での「電光石火の巴山」の合いの手で盛り上げた。
 最終第4部のスペシャルフィナーレではまず佐藤章裕(法4)が学生注目を披露。同期全員を漢字1文字で表し、紹介すると共に感謝を表した。その後八斗絵里(英4)副代表も学生注目を行うと、ブラスバンド、チアリーダー、リーダーが全員で行ったステージでは観客全員で応援歌を歌った。本公演をもって4年生は引退した。

◆太田 芙海代表代行兼チアリーダー部長
「(今日を終えて)会場にいらしてくださったたくさんの方々の嬉しそうな表情や楽しんでいただけたかなと思えるような動きがが舞台からはっきり見えて、次の第40代にブルペが繋がっていくことを実感できた。(達成感は)今この気持ちが達成感というのかがわからない。引退したという実感もない。来週本当に部活なくて大丈夫かな、来週のスケジュールどうなるんだろうと少し不安に思ってしまう。自分たちの代のスローガンが『繋』だったというのもあるかもしれないがいちばんはやはり(下の代に)つながったなという気持ち。自信をもって次の代は大丈夫と思えた時間でもあった。(野球部のコールは)すごく聞こえていた。神宮球場でも私たちの応援に参加していただける方の合いの手や声を聞いて頑張ろうと思えるので、いろんな人の関心や支援があって組織がつながっていくんだなと生の声を聞いて改めて思う。本当にありがたい存在。上手側がほとんど野球部さんでびっくりした。引退なさった4年生も大勢で来てくれて本当に嬉しい。野球部さんは本当にいちばん長く寄り添わせていただいた体育会なので本当に嬉しかった。(4年間での思い出は)具体的にこの時この場面というものはないが、入部を決めて、今日まで継続したことかなと思う。今日引退して、自分がやってきたことは間違ってなかったと思った。今日最後のスペシャルフィナーレで客席が明転してお客さんの顔がはっきり見えて、一緒に歌ってくださったりした時も。あの舞台から見えた景色は一生忘れないと思う。(同期に)こういうことを言うのはあまり得意ではないがけれど……十数人の同期がいて、人数が多くても意外とそれぞれがそれぞれのことをよく見ている代だった。いろいろな経緯があって自分がブルペの顔として挙げていただくことも増えた。この立場に居続ける事ができたのも同期全員のおかげ。今日を迎えるまでに一緒の時間を過ごさせてくれてありがとうと伝えたい。(後輩へ)39代の活動としては、チアに限定して言うと技術も気持ち的な面も教えることは教えたと思う。自信を持ってやってほしい。パンフレットにも書いたりしました。過ごした時間が長かったので。(自分にとってブルーペガサスとは)ブルペとは……?なんだろう、悩みますね(笑)。4年間の学生生活の基盤でした。駒大だからこそこういった組織に身を置こうと決めた。駒大が私の最後の進学先で良かった。入部する前にブルペの演技を見たときも、今日こうして引退する瞬間も駒大生で良かったと思えた。自分の意志で入部して、自分の意志で継続して、自分の意志でしっかり最後までやりきったので、自分にありがとうと伝えたい。本当に4年間の基盤だったと思う」

◆八斗 絵里副代表
「(今日終えて)お祭り楽しかったー!応援はお祭り。皆さんが楽しんでくれたし、いろんな方に来ていただいて嬉しかった。(準備期間は)練習でも幹部だとしても全力でやることを心がけた。学注で話した通り言葉で話すことが苦手だから行動で示すしかなくて、どうやったら後輩に姿で示せるのかという部分が難しかった。(観客席を見て)すごくすごく嬉しかった。野球部さんもたくさん来ていただいて、本当に嬉しかった。(自分にとってブルーペガサスとは)体育会の皆さんやお客さんなど、他の人がいなければ存在できない団体だと思う。本当にありがとうございました!」

◆三浦 瑛ブラスバンド部長(政4)
「(天馬祭を終えて)まだ全然実感が湧いてない。本当に、また火曜日に練習するんじゃないかなってくらい全然実感が湧いてないけど、最後のスペシャルフィナーレは本当に楽しくて、こんなに暖かく見てくださる方が大勢いるんだなというのを実感出来る、良いステージだった。(例年に比べ多くの方が見に来られていたが)あんなに前のブロックまでお客さんが入るってことはここ数年、私が入ってからはなかったので。日曜開催というのもあって、土曜日より来やすかったのかも知れないが、それだけ縁を広げられたのかなと思った。(今日までの準備で工夫したことなど)いつも通りのスペシャルフィナーレじゃなかったりとか、私も楽しいけどお客さんも飽きさせないステージ構成とかを、それぞれ3パートで考えて出来たかなと思う。(特に野球部から合いの手が入る場面などもあったが)嬉しいですね、(1部昇格し)神宮球場に戻って、神宮球場での応援でもいつも声を出してくれていた。そしてここに来て同じように声を出してくれた。お互い持ちつ持たれつでは無いけれど、野球部も『ブルペありがとう』という気持ちで言ってくれたのかな、と感じられて嬉しかった。(引退した今の気持ちは)やっぱりまだ実感湧いてないのが一番(笑)。だからなんとも言えないが、4年間きちんと1つの部活を続けきれて良かったかなと思う。(4年間の中での思い出、印象に残っていることなど)やっぱり野球応援をやりたくて入った部活だったので、最初の1年生のときの2部降格もだし、3年生の秋の1部昇格どちらも経験出来たというのはすごい大きい思い出かなと思う。印象に残っていることは、やっぱり野球部の昇格の瞬間とか、最後の優勝決定戦。同期の野球部の活躍であんなに泣いちゃうとは思わなかったので、結構自分の中でも印象に残っている。(ブルペの同期に一言)続けてくれてありがとう、だし、一緒に悩んで考えてくれてありがとう。(プルペの後輩に一言)しっかり考えて部活を作っていって欲しいし、何があっても必ず起こること全て意味があると思うので、負けずに頑張って欲しい。(自分にとってプルペとは)難しい……。体育会の人たちを繋ぐ架け橋かな」

☆佐藤が同期全員を表した漢字は以下の通り
觀世葵(文4)   束
松本あゆみ(社4) 顔
石井和香菜(英4) 静
土井俊隆(仏4)  大
高橋采花(政4)  朗
秦野優子(歴4)  優
丸山結鶴(営4)  ~(変換不能)
亀島夏美(国4)  惑
小林菜摘(経4)  泣
西村佳純(歴4)  鋭
松林(歴4)    喋
三宅里佳(英4)  高
三浦瑛      鬼
八斗絵里     楽
太田芙海     粋

※掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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