ダブルス制すも、シングルスで実力の差が露呈

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ男子2部 第1戦対明大(2005年09月11日 20時38分)

 昨年度、2部リーグにおいて5位という結果を残した駒大の今年度リーグ戦の目標は「2部残留」。それだけを聞けば消極的とも思えるが江口淳一監督は「現在の2部は慶應大が飛びぬけて強い。次いで東海大と明大、専大。そして駒大と明海大という状況だ。実力的には5位。入替戦に行かないようにしなければならない」と、春と夏に行われた関東学生テニストーナメントの結果、そして各大学のシングルスとダブルスのチームとしての総合力を冷静に分析してこの目標を設定したのである。伝統校に食い込むためにも、勝つべき試合に勝たなければならない今回のリーグ戦。対明大、専大、明海大の結果が大きく左右される。
 関東大学テニスリーグ男子2部、第1戦対明大が9月11日、明治大学テニスコートにて行われた。(尚、今大会の進行はダブルス3本、シングルス6本の順、計9本で行われる)試合はトータルスコア2-7で明大の勝利。
 試合前「うちはダブルスで取らなきゃ勝てない」と江口監督が言うように、駒大に比べシングルスに全国、そして関東レベルの選手を揃えている明大には、ダブルスを取らなければ勝つのは厳しかった。選手たちもその期待に応え、ダブルス3本のうち2本を取るという結果を残す。しかし、シングルスはそう簡単にはいかなかった。シングルス1の箱島正隆(法4)を除くシングルス2~6は全てストレート負けという惨敗を喫した。
トータル ●駒大2-7明大○
D1 ●多田・竹内0-2下井・尾崎
D2 ○森中・後藤2-0富永・濱
D3 ○山内・新田2-1山本・坂本
S1 ●箱島正隆 1-2山本雄大
S2 ●林 啓介 0-2野口敏裕
S3 ●川田代政也0-2尾崎正敏
S4 ●豊澤友騎 0-2清水友弘
S5 ●渡辺謙治 0-2鹿島惇
S6 ●古池季理 0-2菊地健太
(※数字はセットカウント)
■江口淳一監督
「ダブルスははっきり言って2本も取れるとは思っていなかったので、選手たちは本当に頑張ってくれたと思う。シングルスに関しては胸を借りる気持ちで臨んだ。シングルスの4~6はもう少しからんでくれても良かったのだが、それでもみんな頑張った。第2戦の対慶應大はやってみなければ分からないが、かなり厳しい試合が予想される」
■箱島正隆
「常に持ち味であるハードヒットができていて良かった。(終盤、相手選手がけいれんしてほとんど動けなくなったとき)足をひきずっていたのでチャンスだと思ったが、逆につなぎのテニスをしてしまった。シングルス4,5,6は頑張ってシングルス1,2,3につないで欲しい。そうすればチーム全体も盛り上がる」
【関東大学テニスリーグ男子2部日程】
9月11日(日)対明 大 9:00~ 明治大学テニスコート
  15日(木)対慶應大 9:00~ 駒澤大学二子玉川グラウンド・テニスコート
  20日(火)対明海大 9:00~ 駒澤大学二子玉川グラウンド・テニスコート
  24日(土)対東海大 9:00~ 東海大学テニスコート
  27日(火)対専 大 9:00~ 専修大学伊勢原グラウンド・テニスコート
※会場へのアクセス
・駒澤大学二子玉川グラウンド:田園都市線二子玉川駅から「成城学園駅行」バス15分「鎌田」下車徒歩10分、「砧本村行」バス12分「砧本村」下車徒歩3分
・東海大学テニスコート:小田急線東海大学前駅下車 徒歩15分
・専修大学伊勢原グラウンド:小田急伊勢原駅より神奈川中央交通バス「白向楽師」「上谷戸」「上媒ヶ谷」行「専修大学入口」下車徒歩10分

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