攻守でミスが重なり後半に逆転負け　入替戦の勝負の行方は３戦目に持ち越し

[準硬式野球部]平成30年度東都大学準硬式野球春季リーグ戦１部２部入替戦対東海大２回戦(2018年06月22日 21時03分)

東都大学準硬式野球春季リーグ１部２部入替戦対東海大２回戦が６月22日、上柚木公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


駒　大　０２０ ００１ ０００ =３
東海大　０００ ２００ ３０×　=５

　　　　　打安点
(６)山　名４１０
(７)亀　岡４００
(９)長谷川４１０
(２)岩　崎４００
(３)朝　木４２０
(５)加　園４２２
(４)稲　葉４００
(Ｄ)鈴　木２１１
　Ｈ大　谷０００
　Ｒ奥　山
　Ｈ田　中１００
(８)岩　田２１０
　　　　計33８３
二塁打:加園(２回)
三塁打:朝木(２回)

　　　　　　回　　　打安責　奪三振　四死球
●山　下 ６１/３　 29８５　　４　　　２
渡　邉　１２/３　 ６００　　１　　　１


　２連勝で１部昇格を狙う駒大は、攻守でミスが目立った。２回、朝木啓吾(商２)が三塁打を放ち無死三塁とすると、続く加園凌大(経３)が二塁打を放ち先制に成功。その後、鈴木佑弥(市２)も中前安打で追加点を奪う。
　先発は入替戦では２試合連続の先発登板となった山下翔(経４)。立ち上がりから好投を続けていたが、４回、先頭打者に二塁打を打たれ無死二塁とされると、安打と守備の失策が絡み一気に同点とされる。打線が６回に勝ち越し、７回にも１死一、三塁と追加点の好機を作るもこれを活かせず。その回の裏に流れに乗った相手打線に、逆転を許してしまう。
　相手投手が５回途中に交代して以降、好機を物にできなかったこと、入替戦１回戦目でも課題に挙げられた守備でのミスが大事な場面で出てしまったことで逆転負けとなった。これで対戦成績は１勝１敗となり、入替戦の行方は次週の第３戦に持ち越された。


◆加園 凌大主将(経３)
「(試合を振り返って)今日は悪いところが出てしまった。今までは上手くできていたが、大一番の場面でバントの正確性であったり、守備とか弱い部分が出てしまった。今までなんとなくチームの勢いで勝てていた部分はあって、今日のような接戦になると弱い所が出て、本当の力が出せなくて負けてしまう。(ミスが重なっての敗戦だった)本当にその通りで、相手に流れもいったし、特に逆転された７回の前の攻撃で、バント失敗、ランナーがホームに還ってこれなかったこと、そういうことがあった。それで流れを相手に渡してしまった。(自身は２安打２打点と貢献したが)リーグ戦中はチームに貢献できなかったので、まだまだこれくらいでは満足していないが、この調子でチームの力になれればいいと思っている。(これで入替戦３戦目にもつれたが)今日負けてしまったことはしょうがない。本当に１部でやりたいし、このチャンスを掴むことでしか１部に上がれないと思っている。ここまできたら最後は気持ちで勝ちに行くしかないと思っているので、勝ちたいという気持ちで戦っていきたい」

◆飯山 哲学生監督(経３)
「(試合を振り返って)接戦になる試合だと思ってピッチャーの山下さんもいけるところまで行こうと思っていたが、結局点数を取られてしまったので継投の部分でミスがあった。(攻撃面でのミスが目立ったが)チャンスが少なかったのでしっかりとれる点数はとっておこうと思っていて、(７回の攻撃で一、三塁のチャンスで回ってきた)亀岡の場面でスクイズのサインを出したが、相手バッテリーの方が厳しい球を投げていて、そこは一枚上手だった。亀岡も何とか点を獲ろうと頑張っていたが結局０だった。そこでとり切れなかったことが８回に逆転されてしまったことに繋がってしまったのかなと思う。(東海大の印象としては)相手は１部だが、自分たちが勝てない相手ではないと思っている。確実に渡り合えているので負ける相手だとは思っていない。(３戦目に向けて)相手も１部に残留したいという気持ちはある。だが、自分たちも絶対に１部に上がりたいという気持ちがあるし、最後は気持ちの勝負になるのかなと思っている。自分が期待しているのは３年生。３年生が活躍してくれれば勝てると思っているので、そこに期待したい。(意気込みを)１部に上がります」


※次戦、入替戦となる対東海大３回戦は６月29日(金)９:15より上柚木公園野球場にて行われる予定

■上柚木公園野球場へのアクセス
京王相模原線・南大沢駅から北野駅行きバスで「陸上競技場前」下車
京王相模原線・南大沢駅　下車徒歩18分