• 1本塁打7打点と大暴れした朝木=新座市総合運動公園野球場で(富岡亮弥撮影)

  • 初ヒット含む2安打3打点2盗塁を挙げた亀岡(中央)

  • 3つの四死球などで4出塁、役目を果たす岩田

  • 原野はリーグ戦初登板を果たした

打線がつながり3連勝 強打の駒大16得点!

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ2部対日体大1回戦(2018年04月06日 22時49分)

東都大学準硬式野球春季リーグ2部対亜大1回戦が4月6日、新座総合運動公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


日体大 000 226 010 =11
駒 大 025 020 34× =16

      打安点
(6)山 名 511
(9)長谷川 521
  船 崎 000
(5)加 園 300
 3朝 木 337
(2)岩 崎 411
(D)大 谷 510
(3)田 中 501
 5
(4)井 上 421
 R鈴 木 000
  飯 山 000
(7)亀 岡 423
(8)岩 田 111
    計 391316
二塁打:大谷(2回)、岩崎(3回)、朝木(5回・8回)、井上(8回)
本塁打:朝木(7回)

      回   打安責 奪三振 四死球
 山 下  5   2573  4   3
 原 野 2/3   824  0   3  
〇渡 邉 3回2/3  1451  1   1


 試合は3時間半にも及ぶ打撃戦となった。2回に先制し2点、3回には打者一巡となる猛攻で一挙5点を挙げ試合は駒大優位に進むかに思われた。先発した山下翔(経4)は連投の疲れもあり5回を4失点、代わったリーグ戦初登板の原野真幸(政3)も相手打線の勢いを止めることができず、失策などもあり6回に6失点を喫し逆転される。
 その後駒大は7回に長谷川陽祐(商3)が右前同点打、朝木啓吾(商2)が逆転2点本塁打を放ち、試合をひっくり返す。8回には下位打線の井上晴太(地2)、亀岡実(経3)、岩田励史(文2)らが起点となり4得点を挙げ、相手を突き放した。
 最後は6回途中から登板した渡邉直輝(市4)が相手打線を抑え、勝利。2試合連続となる2桁得点で3連勝を飾った。


◆加園 凌大主将(経3)
「(試合を振り返って)打撃陣はしっかり強い打球、甘い球を打ってくれたしこの前と同じように打線を繋げることができた。あとは相手のミスにもしっかり付け込めていたので、そこが大量得点に繋がったのかなと。投手陣の方は連投もあって、まあ相手から研究もされるし、負担もかかるし打線に捕まる時もあって、それはしょうがないので......失点が多くてもそれをカバーできる打撃と、投手のテンポが悪くなった時に守備もミスが出てしまうので、それを無くしていけるように。(今日は強風の中での試合だったが気を付けていたことは)試合前のノックでいつもはやらないフライ捕球をやりました。前の試合でもフライがあったので、必要以上に野手陣の中で話し合ったりして、何回か落ちてしまったがフライには気を付けようという意識は持ってやっていました。(中盤は相手の勢いに完全に押されていた)これこそが僕が言っていた、気の緩みというのが諸に出ていた場面で、今日も出ちゃったなという感じです。(その後はしっかりと逆転した)そこはみんな気持ちをしっかり切り替えて、このままじゃやばいと思っていた結果。去年は試合の中盤以降で勝つんだという意識を持っていても終盤で結局負けてしまうことがあったが、今日はスタメン外の朝木が最後に打って逆転して、今年の春は層が厚いというか控えに頼もしい選手がいてしっかり勝ち切れるというのが去年との違い。(これで3連勝だが)これまでの2連勝で浮かれていたところがあったと思うので、もう一回気を引き締めて、火曜日に勝てるように。(その火曜日の青学大戦に向けて)みんなしっかりやってきたことを試合で出せば、どんどん得点に繋がってくると思うので、そこを見せていければ、と思います」

◆亀岡 実(経3)
「(開幕からスタメンで活躍しているがそれについて)自分の仕事は上位打線につなげることなので、自分がそれに徹していてチームが勝てればいいかなと思います。今日はたまたまヒットが出たんですけど、それで浮ついた気持ちにならずにこれからもやっていければいいかなと思います。(バントなど小技を多く決めている)ずっとそういう打順だったので、バントとか走塁でしっかり仕事をしないと試合にも出れないので、そこだけはしっかりやると決めています。(その意識が法大Ⅱ戦でのスクイズ先制点や今日の得点にも繋がった)そうですね。でも一回バントを失敗しているので、そういうことを無くして完璧な下位打線を作らなければいけないので、ここからはミスなしでいきたいと思います。(守備では強風だったが)フライはあまり飛んでこなかったが、飛んでこないからといって声掛けや周りを見るといったことを怠らないように、常にコミュニケーションを取って野手陣との確認はしていきました。(来週の青学大戦に向けて)今日みたいにフォアボールを沢山とって、上位に繋げられるようにしたい」

◆岩田 励史(文2)
「(初めてスタメンでリーグ戦に出場して活躍しているが)自分はまだ下の学年なので先輩たちに迷惑をかけないように、というのと下の学年なので思い切りの良さを大事にして、そういう自分の良さをたくさん出していければいいなと思います。(盗塁やバントなど小技が多く目立つプレースタイル)自分は長打とかを打てるバッターではなくて、今9番を任せられているので、次の山名さんにいい形で回せるように、得意のバントや走塁でチャンスメイクをするというのが自分の仕事だと思っています。そのプレースタイルで生きていくつもりなので。あと、守備ではセンターを守っているので、しっかり全体を見渡せるようにしていきたい。(守備と言えば今日は風が強い中での試合だったが)普段通りに打球を捕る時の一歩目を早くすることを意識していると、頭を越されてしまうので、できるだけ判断を遅くして、打球が上がってから落下点をしっかり判断するという形でやりました。(来週の青学大戦に向けて意気込みを)今3連勝していて気持ちが緩みがちなんですけど、しっかり締めて勝ちにいきたい」

◆朝木 啓吾(商2)
「(初のリーグ戦出場だったが)関東大会やそれ以前の試合にも出させてもらっていたが調子があまり良くなくて、リーグ戦でいつかチャンスは来ると思ってそれに向けて準備をしていたので、それで結果が出せてよかった。(今日は逆転打含む1本塁打7打点という成績だったが)途中出場で、次の打者が岩崎さんだったので、自分で決めるというよりも次につなげるという意識でクリーンナップで点を取れればいいと思って、来た球をフルスイングするという気持ちでいた。(チームにこれからどういった形で貢献していきたいか)一番の売りはバッティングなので、チャンスで回ってきたときに100%ヒットでランナーを還せるようにしていきたい。(青学大戦にむけて意気込みを)もう勝つだけなのでそれに向けて準備するだけです」


※次戦、対青学大戦は4月10日(火)9:45より府中市民球場にて行われる予定。

■府中市民球場へのアクセス
 JR武蔵野線 「北府中駅」下車 徒歩5分
京王線 「府中駅」 下車 徒歩7分
京王バス (東芝前・総合医療センター経由)
国立駅行き市民球場前 下車1分

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