終盤に怒涛の追い上げを見せるも序盤の失点響き敗戦
[男子バスケットボール部]第92回関東大学バスケットボールリーグ戦(2016年10月08日 16時55分)
第92回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月8日、日体大世田谷キャンパスで行われた。結果は以下の通り。
●駒大78-92順大○
(1P 17-24)
(2P 15-18)
(3P 12-22)
(4P 34-28)
【スターティングメンバー】
G 前田祥太(営3)
G 中津宏哉(歴2)
F 川嵜幸祐(営4)
F 渡邉健太(経3)
F 針生信洋(営2)
【スタッツリーダー】
得点 川嵜幸祐 27
リバウンド 石井峻平(G3) 10
アシスト 前田祥太 5
順大との一戦は点の取り合いとなった。駒大のシュートも高確率で決まったが、それ以上に二部の得点ランキングトップをひた走る相手エースの得点を止められず、追う展開となる。3ピリオド終了時には20点差をつけられ勝負あったかと思われたが、ここから怒涛の追い上げが始まる。川嵜のスリーや前田のスティールからの得点などでみるみる差を縮め一時は6点差まで詰め寄る。しかし、最後は残り時間の少なさの焦りなのか再び点差を広げられ敗れた。
◆白井憲二監督
「(今日は)オフェンスリバウンドを取られないことと相手のシュートは成功が3割くらいなので我慢して戦うという2点をテーマにしていた。結果として前半でオフェンスリバウンドを6つ取られてしまい徹底していたつもりだったがやられてしまった。(相手のポイントゲッターに対して)20点は覚悟していたが前半だけで21点取られてしまって、つき方含めよくなかったのかなというところ。(最終ピリオドの追い上げは)点差的にもギャンブルをせざるを得なかった。普段は2人のセンターでやっていたが、渡邉を佐々木弘太(仏3)に代えた。その結果的に足が動いた。3分で8点差まで詰まったときにまだ焦るなと声をかけたが攻め急いでしまった。(リーグ戦の目標である10勝は)連敗したことで最低限残留して来年もこのステージで戦えるように切り替えていかなければならない」
◆川嵜幸祐主将(営4)
「(今日は)一言で言えば最後だけだったかなという感じ。入りからふわっとしていて、ターンオーバーをいくつかしてしまった。決めなければならないところで決めきれず、それに対して相手が波に乗ってしまっていたことが敗因。(ポイントゲッターをマークしていたが)外から打ってくる選手だったので、序盤は守り方が上手く掴めず何回か決められてしまった。しかし、タフショットになるよう意識して守った結果、自分のマークしていたときは最低限守ることができたと思う。(今日の試合展開は)いつも駒大がリードするときは全員で走り、ディフェンスでリバウンドを取ってオフェンスに繋げるというリズムだが、今日はそれができなかった。シュートが落ち、リバウンドも取られてしまって相手に決められることが繰り返されてしまった。自分たちの「走るバスケ」ができなかった。(最終ピリオドで20点差ついていたが)チームとして、プレッシャーディフェンスすることと隙あればどんどんシュートを打っていこうと意識していた。そこで何点か決めることができ、相手も焦ったことで最後はいい流れになった。それにしてもチーム全体として、相手に比べてリバウンドへの執着心がなく、気持ちが入るのが遅かった。(明日の試合は)選手同士でしっかりコミュニケーションをとっていきたい。(今後の試合は)今日は白星をあげないといけない試合だった。今はリーグ4勝7敗で黒星が先行してしまっている。まだ明日から7試合あるので、強気で、1戦1戦初心に返ってチームで頑張っていきたい」
◆石井峻平(G3)
「(今日は) 調子自体は悪くなかったが相手のディフェンスが引いていて迷ってしまい、思い切りが良くなかった。(試合を振り返って) 相手のポイントゲッターに点を取らせ過ぎてしまった。オフェンスリバウンドを相手にたくさん取られてしまったことが敗因だと思う。(順天堂大に2敗となってしまったが) やっぱり勝ちたかった。負けてしまったので切り替えていきたい。(リバウンドに関して) リバウンドが取れていないと感じたので取らなければ、と思っていた。(今後に向けて)4年生とできるのも残り数試合。1戦1戦悔いを残さないように精一杯戦っていきたい」
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