• ラリーを繋ぐ佐藤=有明テニスの森公園で(水野太雅撮影)

  • 岩田は緊迫した試合を制した(中尾彬人撮影)

岩田、強気のプレーで勝利!

[硬式テニス部](2015年05月05日 18時50分)

 関東学生テニストーナメント大会2日目が5月5日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。

<シングルス2回戦>
○佐藤美沙乃2(6-2、6-2)0牛迫玲菜(山学大)●
●山口恵実0(2-6、4-6)2橘梨子(日大)○
○岩田愛永2(7-5、7-6)0早野夏希(早大)●
●津島巧0(5-7、2-6)2深田颯平(明大)○


<ダブルス1回戦>
●遠藤・首藤0(1-6、2-6)2松崎・斎藤(早大)○

佐藤は相手のショットに対しても冷静にラリーを繋いだ。徐々に球を散らし、相手のミスを誘発。最終的には両セット6-2と、今大会本直で出場した選手としての貫録を見せつけた。岩田は第2セット、互いがキープを続けながら均衡していたが、1ゲーム相手にリードされた状態で試合が進んだ。だが、4-5からブレイクして5-5とすると再びキープして6-5に。試合をひっくり返した。相手も粘りをみせ中なかなか勝ちを決めることはできなかったが、最後は強気の姿勢で試合を制した。今日までの結果では、女子シングルスから2人が3回戦へ、女子ダブルスから3組が2回戦へと駒を進めている。

◆江口淳一総監督
「岩田は、いい試合をしていた。気合いが入っていてインカレ本戦出場に心残りの無い試合をしたと思う。山口は、去年のコンソレでも負けてしまった相手だった。高校の時は勝っていたので、どこかで差がつけられたんだと思う。勝つためにもう一段階の武器が必要。遠藤・首藤は、相手が強かった。気持ちが空回りしてしまい第1セットを落としてしまったのが大きかった。まだコンソレもあるので、頑張ってほしい」

◆佐藤美沙乃(英3)
「(今日は)昨年からの目標としていたインカレ本直がかかっている試合だった。昨年は予選からだったが、夏なので暑く体力的に辛かったのでなんとかここで決めたかった。(試合は)勝ちたいという気持ちが強く、終始緊張していた。こちらから向かっていくイメージでいたが消極的になってしまう場面もあった。(相手は)予選から上がってきたので勢いがあると思ったが、声など、気持ちを出すことで自分のペースで進めることができた。(次戦に向けて)昨年は同じベスト16で負けているので勝ちたい。そして、自分で掴んだチャンスなので積極的にプレーしたい」

◆岩田愛永(歴2)
「(第1セットは)リードしながら試合が進んだのは大きかった。チェンジコートの時に、リードしていることを意識できたので、思いっきりプレーできた。ゲームを取られている時は引いてしまって攻められていたが、取られていない時は自分から攻めることができ、先取することができた。(第2セットは)4-5の時に、ゲームをひっくり返さないといけないと思い、そこで開き直って思い切ったら、良くなった。引いては負けてしまうので、強気だったし、自分のテニスで勝ちたいという気持ちだった。(勝った瞬間は)とりあえずインカレ出場が決まり、親に恩返し出来たかなと思った。(インカレでは)今日のように周りを見ないで、試合に集中したい。体力やサーブの成功確率など課題はたくさんあるのでインカレまでに修正する。インカレでも勝って、お世話になった人たちに恩返しをしたい」

今大会は5月10日まで、全試合が有明テニスの森公園で行われる。

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