全員で掴んだ！リーグ初戦を勝利で飾る

[硬式テニス部](2014年08月30日 22時38分)

関東大学テニスリーグ【男子】２部第１戦・亜大戦が８日30日、駒沢大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。

トータル　☆駒大５－４亜大

Ｄ１　●下村・遠藤０(２‐６、３‐６)２仲村・小堺○
Ｄ２　○上村・尾形３(６‐４、２‐６、７‐６〔９〕)０橋本・田中●
Ｄ３　●山外・太田０(２‐６、２‐６)２白井・秋山○
Ｓ１　●目黒優貴０(３‐６、３‐６)２仲村元希○
Ｓ２　○尾形勇輔２(６‐４、６‐４)０小堺遠馬●
Ｓ３　○上村功樹２(６‐４、６‐４)０高山和也●
Ｓ４　●首藤諄貴０(４‐６、５‐７)２白井卓也○
Ｓ５　○竹内雄太郎２(６‐２、６‐４)０橋本大貴●
Ｓ６　○津島巧２(７‐５、７‐５)０大塚陽平●

今季リーグ初戦となった亜大戦。Ｄ２の上村・尾形は序盤、相手の勢いに押されリズムにのることができなかったが、その後ペースを上げていき、第１セットを先取した。そこからは均衡した試合を見せたが、最後を押しきり、勝利する。Ｓ２の尾形は第２セット、均衡した試合内容だったが、終盤には相手を攻め続け、試合を決めた。Ｓ４の首藤は、第２セットであと一つのところまで相手を追い詰めるが、ゲームを決めきれず敗北を喫した。Ｓ６の津島は出だし、長いラリーで相手のミスを誘い、完全にペースを握る。その後は相手が徐々にリズムを取り戻し、均衡した試合に。そのまま振り切り、勝利を掴んだ。ダブルス１勝とシングルス４勝の計５勝で勝利した駒大。１部昇格へと良いスタートを切った。


◆江口淳一監督
「２部になって、初戦を勝てた覚えがないほど、久々の勝ち試合だった。亜大は、１部から降格してきているので、久しぶりの相手だった。(今日は)２部初戦の試合の入り方ができていた。毎年行っている合宿を対抗戦合宿に変えて、関西の大学と試合をしたことが、結果的に良かったのではないかと思う。(次戦は)この試合で油断せず、取りこぼしがないように勝てる試合は勝ち、１部に昇格したい」

◆竹内雄太郎主将(法４)
「(今日は)試合に出た選手と出ていないすべての選手が、一丸となって戦えた。周りの応援のおかげで、いつもの倍以上の力を出せたことが、この勝利に繋がったのだと思う。(次戦は)日大戦だが、気を引き締めて、しっかりと頑張っていきたい」

◆上村功樹(市４)
「(今日は)相手が１部から降格してきた亜大だったので、強いことは知っていたが、思い切ってプレーをした。(ダブルスは)思い切ってラケットを振り抜くという自分のやるべきことをした。(シングルスは)ジュニアのころから知っている選手が相手だった。過去に負けたことがあったので、苦手意識があったが、応援が力になった。途中、相手のミスを待ってポイントを取られてしまうことがあったが、応援がそれに気づかせてくれてからは、自分からポイントを取りにいき、思いっきり行けた。応援がなければ、第ニセットで終わってなかったと思う。(次戦は)亜大と同じく、降格してきた日大が相手。今日みたいに、相手のスキをみつけ、思いっきり攻めていくプレーをしたい」

◆尾形勇輔(市３)
「(今日は)強い相手だとわかっていたが、良い入り方をして流れを作れば、チャンスはあると思っていた。(ダブルスは)入り方が良くなかったが、ペアで話してやるべきことを決めた。そこからは、相手にプレッシャーをかけることができた。相手にいろいろ考えさせながら、いろんなとこに配球するというプレーが、上手くいった。(シングルスは)ダブルスと逆で入りが良かった。イメージ通りにできた。１回挽回されたが、すぐに気持ちを切り替えられたので、最後まで集中力を切らさずプレーできた。(最後まで)プレッシャーがあったが、周りの応援やベンチに同期が入ってくれていたおかげで、思いっきりいけた。(次戦は)今日の反省点を活かし、ダブルスの入りをよくしたい。ダブルスは３勝分の１つを担っているので、そこで勝ち、チームを盛り上げていきたい」

◆津島巧(経１)
「(今日は)前日、試合に出場することを告げられて、１年生ということもあり緊張していた。実際に試合に入ると、普段の練習などと雰囲気が違って、自分の思ったようなプレーができなかった。第一セットの始めは、３‐０と余裕があったが、それ以降は、僅差のまま試合が進んでいったので苦しかった。だが、周りが応援してくれたし、大学に入ってから成長できたこともあり、乗り越えられた。(次戦は)もし出場したら、試合に出ていない人の分まで頑張って、恥ずかしいプレーをしないよう、しっかりやっていきたい」


なお、第２戦・対日大戦は９月３日、駒大二子玉川キャンパステニスコートで行われる予定。