熱戦勝ち抜き、石井が自身初の準V!
[空手道部]第40回関東学生空手道選手権大会個人戦(男子)(2012年05月20日 23時10分)
第40回関東学生空手道選手権大会個人戦が5月20日、慶応大学日吉記念館で行われた。形は2グループに分かれ予選を行い、それぞれの上位4位までの選手が決勝トーナメントに進出する。男子組手は4回戦まで1分30秒6ポイント先取、5・6回戦は2分6ポイント先取、準々決勝より3分8ポイント先取のトーナメント方式。結果は以下の通り(駒大のみ)。
<男子組手個人戦準優勝>
石井詳馬(商4)
<男子組手個人戦5回戦敗退>
原田 龍(営3)
山縣弘明(法1)
今季初の個人戦となる今大会。男子組手では、トーナメントを勝ち上がった石井が準々決勝で再戦の末に勝利を手にすると、その勢いで準決勝も突破。迎えた決勝では、序盤に中段蹴りを許すとそのまま主導権を握られ、ポイントを連続で落としてしまう。終了間際に上段突きで1点を奪うが、最後まで離された差を縮めることはできず。それでも駒大としては3年ぶりの準優勝となった。
また、山縣はルーキーながら堂々とした力強い組手を見せ、5回戦進出の健闘を果たした。
◆杉山俊輔監督
「(石井選手は)厳しい戦いだったが、やっとあそこまで勝ち上がれた。4年生として踏ん張れた。優勝してほしかったが、まだ全日本があるので。決勝では最初の蹴りを入れられてから流れが掴めていなかった。男女ともに前で戦える選手が出てきた。それができない選手はずるずる下がってしまう。(1年生は)初めての個人戦ということで、緊張していたと思うが、どうやって稽古をすれば勝てるのかを痛感できたと思う」
◆石井詳馬
「負けたことのある相手と当たったが、気持ちで負けないように意識した。(準優勝は)負けてしまったので、いいとは言えない。師範、監督が仰っていたように、技では負けていないので、あとは自信を持つことだと思った。決勝では自分の思うような流れを作ることができなかった。もっと冷静になって、気持ちの余裕を持つことが必要。今回の結果に満足せず、11月の全日本で優勝するために稽古に励みたい」
◆原田 龍
「動きが良くなかった。悪かったとはいえ、自分の組手を取り組むことができた。(ベスト16だが)上を目指していたので16で負けるのは、そこまでの力しか無いということ。(東日本から意識したこと)攻めでポイント取れるように。それができなかった。(1年生については)実績のあるやつらなので後期に伸びていってほしい。(次に向けて)自分からの攻めでポイント取れるようになる」
◆山縣弘明
「大学に入って最初の大会ということで、緊張していた。(高校とは)全然違って、ルールも変わるので通用しなかった。今日は勝ち負けというよりも、自分の経験になるように試合に臨んだ。胸を借りるつもりだった。(今日の結果は)まだまだこれからです。体が小さいのでパワーをつけて力強くやっていきたい。(今後は)まだ1年生なので、先輩方を見習って頑張っていきたい」
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