• 全試合に出場し、健闘した瀧本=日本武道館で(池田 初撮影)

  • 4年生として貴重な1勝を挙げた石井

  • 帝京大戦こそ敗れたが、2、3回戦で大将を務めた村田

総力戦も、ベスト8の壁越えられず

[空手道部]第48回東日本大学空手道選手権大会(男子)(2012年05月06日 05時43分)

 第48回東日本大学空手道選手権大会が5月5日(土)、日本武道館で行われた。組手は準々決勝までは2分間6ポイント先取。それ以後は3分8ポイント先取のトーナメント方式となる。結果は以下の通り。

【男子団体戦 組手の部】
ベスト8
駒 大 0―3 帝京大☆
先鋒▲原田 龍(営3)1―1
次鋒●石井詳馬(商4)0―3
中堅●瀧本和馬(経4)5―5(判定負け)
副将●村田 匠(経3)1―6
大将 上田宰佑(経4)

 昨年はベスト4に届かず、苦汁を飲んだ男子団体組手。1回戦を難なく突破すると、続く2回戦ではまさかの苦戦を強いられた。それでも3回戦へ駒を進めると、その相手は帝京大。先鋒・原田が引き分けとなるが、次鋒・石井は0-3負けを喫した。その後の瀧本も判定で敗れ、副将・村田で万事休す。ベスト8の壁は越えられず、東日本インカレを終えた。

◆杉山俊輔監督
「戦力は整っていたが、消極的だった。(ベスト8だが)帝京とは8で当たると思っていた。今のメンバーで負けると思っていなかったので悔しい。(初出場の橋口選手は)4年生が前で1勝1敗したが、2勝した状況で回したかった。最初の試合で荷が重かった。(帝京大は)積極的にいけば負ける相手ではなかった。どう捉えて、どう活かすのかは選手次第。」

◆上田宰佑主将
「チームは悪くなかった。法大戦がぎりぎりだったので、気を引き締めてやろうと言っていた。気持ちは入っていたと思うが、もっと稽古をしなければいけない。欲しいところで取られて負けてしまった。1本1本考えながらやっていきたい。(個人的には)気負いすぎてしまった。もっと自分が強くならないと。(ベスト8は)納得しない。優勝できるチームだと思っているので。まずは関東個人を1番の目標にして頑張っていきたい」

◆瀧本和馬
「初戦は調子良かったが、2戦目からは自分の力を発揮できなかった。帝京戦は切り替えてできたけど判定で負けたのは審判から見て気持ちが足りなかったからだと思う。ベスト8よりも負けが悔しい。(今年は)4年らしくついて来いって後輩が思えるように。今日の試合じゃそれは無理。(課題は)4年生が軸になってるからそれがしっかりしないと下もついてこれない。どの順番でも役割をしっかり果たすことが大事」

◆村田 匠
「(今日は)勝たなくてはいけないとこで勝てなかった。とにかく悔しい。(チームとしては)雰囲気は良くて、悪い試合ではなかった。気持ちで負けていた。(課題は)帝京戦で、引きではなくもっと前にでる組み手をすることが必要だった。(今後は)この悔しさをバネに、試合に出るメンバーみんなが目標に向かって頑張っていきたい」

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